パッケージのデザインを考えるとき、最初に目を惹くのは「色」かもしれません。
単に「何色にするか」という選択だけでなく、その色が醸し出す空気感や、移ろい行く季節の情景をなぞらえること。私たちはそれをパッケージにおける「色の見立て」と捉えています。
紙の素地が生む質感 インクの発色だけでなく、あえて生成りの紙や和紙を選ぶことで、色の奥に温もりや奥行きを潜ませる。
伝統色とニュアンスカラー 自然の情景に由来する色選びによって、パッケージ越しにストーリーや背景の風景をそっと想像させる。
光と影の加減 箔押しやマット加工など、光の当たり方による表情の変化まで含めて佇まいを整える。
箱を開ける前のほんの数秒、視界に入る色は、受け取る人の感情を包み込む最初の合図です。色を単なる装飾ではなく、ブランドの想いを投影する「見立て」として捉えてみると、箱作りはもっと奥深くなります。